留学情報

米国留学の最新情報2007年度版(留学書類手続き)

米国への留学は、ニューヨークでのテロが発生して以来一段と規制が厳しくなりました。 これから米国に留学される方の参考となる情報の概略を次の通りお話しします。 留学手続きは、テロが発生する以前より格段に複雑になりましたので参考にして下さい。

留学の種類

語学留学には「A)1週間18時間まで授業を受ける」ものと、「B)18時間以上の授業を受ける」ものがあります。 A)とB)では必要な手続きが異なります。

A)の場合

  1. 機械読みとり式パスポート(MRP)
  2. 出発日と帰国日を指定した往復航空券
  3. 留学先の学校からの(I-20)US Department of Justiceの発行する次のものが必要になります
  4. Certificate of Eligibility for Nonimmigrant(F-1)student
  5. status-For Academic and Language Students

※90日以内の語学留学は、観光ビザの扱いとなります。許可されたビザ以外の行動は出来ません。 また、途中でビザの変更は出来ませんので、一旦米国外へ出ることになります。

B)の場合

  1. 機械読みとり式パスポート(MRP)
  2. 往復航空券
  3. 自分で作る書類、学校からの書類など次のものが必要になります
  4. 学習期間に必要な資金証明(銀行発行のもの)2通(1通は学校用)
  5. 写真(5cmx5cm)バックは白
  6. ビザ申請料金$100のATMでの振り込み明細書(月ごとにドルの振り込み金額が変わります)
  7. 返信用封筒EXPAC 500 (郵便局で購入)
    ※SEVIS$100(1-901)のFee(料金)をアメリカに直接送金するか、クレジットカードで送金した証明書1通
  8. クリアーホールダー(文具店などで購入)
  9. アメリカ大使館が要求する書類の種類1.DS-156(2 pages), DS-157(1 page), DS-158(2 pages)
  10. (I-20)Certificate of Eligibility nonimmigrant、(F-1)studentを留学先の教育機関が発行するもの(3ページもの)
  11. 成績証明書(米国留学の経験のある方は、米国の学校からの過去5年間またはそれ以下の成績証明書が必要です。 米国への留学経験のない方は日本、或いは米国以外の学校からの最近3年間の成績証明書が必要です)

ビザ申請にはアメリカ大使館、または領事館への面接予約が必要となります。 予約できる日は大使館の指定日時に限ります。 長いときには2ヶ月ぐらい待つこともありますのでご注意を。 尚、面接の際に指紋と顔写真をとられます。

※許可されたビザ以外の行動は出来ません。また、ビザの延長も米国内では出来ませんのでご注意ください。

注意事項

学校探しから入学手続までには最低でも6~8ヶ月を必要とします。書類を全部用意するのに2~3ヶ月はかかり、 それから大使館との面接の予約(最長2ヶ月待ち)をすることになります。 ビザは申請をしてから1週間程度で許可されますので、学校からの入学許可が来てから4~6週間後の出発を計画した方が良いでしょう。

ビザの申請書類、またその内容に誤りがあると却下される場合がありますので、書類の作成は専門家または代行業者(1万円前後)に 依頼して、確かなものを大使館の面接の時に持参することをお薦めします。

その他

留学先によって、航空機の乗り換えが必要になりますが、現在は乗り換え地点で一旦荷物を引き取り、 更にチェックインして目的地に向かうことになります。 入国審査では写真や、指紋をとられます。靴を脱がされ、ベルトを外して、ボデイーチェックをされます。 従来よりも入国に相当の時間がかかることを覚悟しておきましょう。また機内に持ち込み可能な物品も事前に調べておきましょう。