クールナレッジ(Cool knowledge) ~感情表現を表す英語の形容詞~

感情表現を表す英語の形容詞

2009April27

英語は非常に感情表現豊かな言語で、話し手の喜怒哀楽がはっきりと「表情」に出ます。英語で「stone face」と言うと、自分の感情を顔に出さないで話すことを意味します。 日本人にはその様な話し方をする人が時折いますが、英語圏では非常に奇妙な感じを与えます。何故なら自分が今何を考え、何を伝えようとしているのかを相手に率直にわからしめるのが言葉であると考えるからです。そうしたこともあって、英語には沢山の感情表現があります。

例えば「fantastic」、「terrific」、「exciting」、「awful」、「fascinating」、「fabulous」「awesome」、「cool」、「neat」、「thrill」等々です。
「fantastic」は、「すごく面白い」または「素晴らしい」の意味で、日本語での「幻想的」や「空想的」といったとらえ方とは異なります。
「terrific」は、「恐ろしく~である」ではなく、「とてつもない」とか「素敵な」の意味になり、「He does a terrfic job.」と言えば「彼は素晴らしい仕事をする」の意味になります。
「exciting」は、日本語では「興奮する」と言う意味になりますが、英語では,「とても楽しい」や「とても嬉しい」など期待が大きい時に使われます。 「I'm exciting to see my best friend tomorrow.」(とても嬉しい)及び「His speech was exciting.」(とても面白い)のように使われてます。
その他の言葉も是非辞書を引いて調べてみて下さい。

最後に、最近よく日本でも使われている(当サイトでも使われている)「cool」についてちょっと一言付け加えておきます。 この語は1950年代に大学出のミュージシャンが「cool progressive jazz」なるものを作り出してから流行し始めたと言われています。 当時はとても耳障りの良い、若者に受けたジャズだったのだと思います。英語には日本語で言うところの「反意語」のような形容詞がたくさんあるのが特徴です。